食に関する10のこと


・納豆の美味しさというのは付属のタレによる部分も多いのではないかと思う。

・ネットでレトルトカレーのレビューを見ていたら「中サイズのジャガイモ×5、小サイズニンジン×3、中サイズの肉×3。」と具をひとつひとつカウントしている人がいた。なんて執念だ。

・モスバーガーの広告を見ていたら、オレンジジュース一杯が380円もすることを知る。手頃な文庫本が買えるな。

・賞味期限が分からないので同じタバスコを5年ぐらい使い続けている。時を経るに従って、辛さが増すものなのか、今では恐ろしいほどに辛い。「劇薬」という言葉を想起してしまうくらいだ。

・初めて「味の素」を買ったのだが、使いどころが分からないし、使っても味の違いがいまいち分からない。

・たまに行くラーメン屋が、麻婆豆腐定食や野菜炒め定食なんかを出すように変わっていた。これが俗にいう「終わりの始まり」なのか。果たして。

・先日、帰省した時に家族でスシローへ行った。システムを知らないのか、俺たちが注文した皿を上流に座っているおばあさんが次々と取っていった。それを見る度に母親が「ばあさんが取った!」「また取った!」とまるで大悪人を罵るように批難したので、笑ってしまった。結局、おばあさんは店員に注意されていたけれど。

・イカソーメンを山ほど食べるのが俺の小さな夢のひとつである。

・食べログの評価はあまり当てにならない。

・ブルボンの「シルベーヌ」というチョコレートケーキを小さくしたようなお菓子があるけれど、そのファミリーサイズというものを買った。一つ一つがさらに小さくなり、袋で小分けされているものだ。いざ、食べようとして俺は吃驚した。あれがないのである。あれとは、上に乗っかった豆のようなものを指す。たかが豆、されど豆。シルベーヌといえば、あの豆やろが! と俺は心の中で叫んだよ。

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(調べたら、豆じゃなくてレーズンだった)

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2016/02/29 00:10 |雑記COMMENT(5)TRACKBACK(0)  

語りうるもの、語りえぬもの


テレビ東京で土曜日深夜にやっている『家、ついて行ってイイですか?』という番組がけっこう好きだ。
内容としては、番組スタッフが終電を逃した人に声をかけて、家までのタクシー代を払う代わりに、その人の部屋まで付いて行きインタビューをする、というシンプルなものである。
インタビューは容姿や名前や年齢や仕事はもちろん、趣味、本棚、家賃、年収、性癖、病歴などに及び、市井の人の露わな姿を映し出す。だから、面白い。

毎回思うのは、タクシー代という交換条件はあるものの、この人たちはどうしてこんなに自分の事をカメラの前で軽やかに語りうるのだろうか、ということだ。「部屋というのはその使用者の心象風景だ」という言葉があるが、その部屋を曝け出したうえに、自らの境遇や人生を包み隠さず語るというのは、なんとあけすけなことだろう。そのおかげで俺たち視聴者は知らない人たちの知る由のない側面を見ることができるのだけど。

そういや、
「人間というのは皆、精神的なストリーキング願望を持っているものである」
とスポンジ・ボブも言っていた。いや、言ってないか。


2016/02/28 05:47 |雑記COMMENT(4)TRACKBACK(0)  

襲いかかる猛威


書店に行くと便意を催してしまう「青木まりこ現象」というものがあるけれど、確かに小学生ぐらいの頃までは俺もそうだった。書店へ行くと必ずと言っていいほどしたくなるのである。この現象のメカニズムはいまだ解明されていないらしい。俺としては店に並んだ本の背表紙や表紙などから頭に流入してくる様々な多量の情報が何かしらの作用を及ぼしているのじゃないかと思う。

最近はスーパーで尿意に襲われる事が多い。これにも何か要因があるのかと考えてみれば、単純に俺が普段から頻尿傾向にあるって事だけかもしれない。

俺は初めての場所に行くとかなりの確率で便意が舞い降りてくるのだけど、これはきっとテリトリーを広げようとするマーキング行為のようなものだろう。こういう時、まだ自分にも動物的本能というものが残っている事を感じ、嬉しくなる。


2016/02/26 00:12 |雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

不思議な黒猫


昔、実家に住んでいた頃、三匹の猫を飼っていたのだけど、ある日、一匹の黒い仔猫が餌を求めて家の裏口に現れるようになった。捨て猫だろう。非常に人懐っこく、隙あらば家の中に上がりこもうとした。見た目も可愛らしく、人を全く警戒しないのもあって、黒猫はすぐに四匹目の飼い猫として迎え入れられた。

雄猫という事もあるのかもしれないが、彼はとてもやんちゃに育った。先住猫とは割り合い仲良くしていたと思うが、よく俺の部屋の物を壊しては平然としていた。健康そのもので、黒猫特有のつやつやとした毛を持っていた。

半年ほど経ったある日、彼がケガをして外から帰ってきた。それがちょっとやそっとのケガじゃなくて、胸から骨が突き出ているのである。皮膚を突き破って2cmほどの骨が顔を出している。すぐに病院に連れて行った。病院に行く途中、俺は車の助手席に座り、黒猫を抱いていた。胸から飛び出た骨がこれ以上飛び出さないようにそっと指を添えると、脈に合わせて骨がダイナミックに動くのが分かった。この感覚は十数年経った今でも鮮明だ。

レントゲン写真を見ると、肋骨のような物があらぬ方向を向いていた。獣医は、折れた骨と心臓が近いので非常に危険だといった。場所が場所だけに、下手に触ると命取りで、出来得る施術は無いという。なぜこんな事になったのかはわからないが、強い衝撃を受けた場合にこうなる可能性はある、とのことだった。なんだか漠然としていた。獣医もお手上げといった感じだ。

そのまま家に帰って、とにかく安静にさせた。骨は突き出たままだ。猫は自らに起こった異常を身をもって感じているのだろう、何もせずじっとしていた。俺も心配でそばにいたが、そのうち寝てしまった。
朝だ。さっそく様子を見る。すると、無い! 胸から突き出ていた骨が無いのである。よく見ると、傷口はあるものの、肝心の骨は無い。どこに行ったのだろう? 元の位置に戻ったのだろうか? それとも抜け落ちた? 猫自身も昨日とは打って変わって、元気を取り戻していた。一晩の間に何が起こったのか、ブラックジャックがやって来て奇跡の手術を施したのだろうか。

黒猫はそれからも何事もなかったようにスクスクと元気に育った。ビロードのような黒毛がとても美しい猫となった。
不思議なことが起こるものである。


2016/02/25 00:07 |雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

気になる光景


近所の中華料理店に行った。
先客には五人からなるグループがおり、皆ジャージを着て、かたわらにはスポーツバッグ。五人という半端な人数だからか、テーブルではなくカウンターで横一列に座っていた。歳は大学生くらいか。部活かサークルの帰りなのだろう。
とっくに食べ終わっていて、箸は動いていない。かといって、会話をしているわけでもない。何をしているかというと、五人全てがそれぞれ黙々とずっとスマホをいじっているのである。

なんだか変な光景だなぁ、と見入ってしまった。皆、一言も発さず、スマホとにらめっこ。五人もいて、カウンターとはいえ一言の会話もなく、スマホとにらめっこ。
俺が店に入って、店を出るまで、ずっとその調子だった。
新聞の投稿欄めいた若者批判をする気は一切ない。ただ、違和感を覚える変な状況だったな。
それが現代としては普通の光景です、と言われれば俺は旧時代の人間なんだろう。

飲食店で五人の体育会系の若者に騒がしくされるのも困るが、静かすぎるのもそれはそれで気になってしまう。
ああ見えて、実はLINE内でめちゃめちゃ熱いディスカッションを交わしていたりするのかもしれないが。


2016/02/23 00:16 |雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

四次元ポケットが欲しい


昔は出勤の際には、きちんとビジネスバッグを持って行っていた。しかし、ビジネスバッグというのは重いし、硬いし(?)、そのわりに収納力がなかったりして、それが嫌になり、やがて取り扱いの楽なトートバッグを使うようになってしまった。最近はバッグを手に持つのも嫌になってきたので、バックパックにしようかと思っている。こういったバッグの変遷は、サラリーマンとしての意識の堕落の変遷ともいえるのかもしれないが、考えてみれば、もともとサラリーマンのスタイルというものへのこだわりはない。
本当は全ての持ち物をポケットに入れて、手ぶらで通勤したいと思うのだが、スーツのあらゆるポケットがパンパンに膨らんでいる姿というのは流石に格好悪いだろう。
と言いながら、数年後にポケットをパンパンにしたスーツ姿の男がオフィス街を闊歩していたら、それは俺かもしれない。

先に述べた通り、俺は極力、手に物を持っていたくない人間なので、休日などで普段使っているバッグにはすでにバックパックを使っているのだが、これが容量が小さいうえに、バックパックのくせにポケットが一つも付いていない。だから、たくさんの買い物をした時や帰省する時などに非常に不便だ。どうしてこんな物を買ってしまったのか、思い出せない。酔っ払っていたのかな。


2016/02/21 00:04 |雑記COMMENT(4)TRACKBACK(0)  

スイートブールの快楽主義性


先日、山崎パンの「スイートブール」のお得感が半端ない、という事を書いたが、実際の内容量的にはそうでもない。ふわふわしたパンなので表面積が大きく、お得な感じがするだけだったりする。錯覚なのだ。だからといって、手にとった時の嬉しさ、満足感は変わらないけれど。
スナック菓子の「カール」も同様の雰囲気を放っているよ。

良心的な錯覚は日常生活の至るところに潜んでいる。
そういえば、牛肉や豚肉は高級な物ほど柔らかいが、逆に鶏肉の場合は高級な物ほど固いと思う。「弾力がある」などと言って有難がっているように見える。これは「高級=美味い」という固定概念による錯覚か。
例えば、自由が丘という街はブラブラしただけで「良い休日を過ごした」と感じるが、これも錯覚だろう。あの街全体に漂う多幸感がそう感じさせるのか。
パスタサラダという食べ物も、ほとんどが炭水化物の割りには、サラダという響きだけで「健康に良い」という錯覚を覚えさせてくれる。
村上春樹は「哲学的な文学を読んだ」という錯覚。それが多くの読書好きを発生させた。

こういう錯覚は別に悪い事ではない。気分がハッピーになるのだから、それでいいと思う。
いけないのは、そういった良心的な錯覚に気づき、真理を知った気になって、したり顏で指摘する人たちだ。例えば、動物園でパンダを見ながら「ああ見えて、実は凶暴なんだよ」と得意げに話す男たち。あれはなんとも格好悪い。それに、マッチョイズムを去勢された現代の男たちの屈折した強がりも見え隠れする。そんなこたぁ知ってんだよ、と言いたくなってしまう。

真実は正しい、というのは迷妄だ。そんな視点は捨てるべきだと思う。この世界には美しいフィクションがたくさん存在する。例えば、ウェス・アンダーソンのスローモーション。例えば、シャガールの絵に描かれる空に浮かぶ恋人たち。

猫は猫じゃらしを擬似の獲物だと知っていながら本気で遊んでいるだろう。
それもまた難しいことなのだけど。


2016/02/20 06:54 |雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

あるいは現実逃避

最近、昔の映画が見たい。ここでいう「昔の映画」というのは、俺が物心ついた頃にテレビでやっていた子供も楽しめる映画の事だ。
つまり、『グーニーズ』『ビバリーヒルズ・コップ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』『グレムリン』『プロジェクトA』etc.

多分、ノスタルジーを欲しているのだろう。軽い幼児退行を起こしているのかもしれない。
フェリーニやアントニオーニやベルイマンのような映画も良いけれど、上に挙げた映画もまた俺は愛するよ。

今度、『ゴーストバスターズ』の新作が公開されるらしい。キャスト一新とのこと。
そういえば昔はマシュマロマンとミシュランのキャラを混同していたな。

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今見ると、似てるようでずいぶん違う。

2016/02/19 06:10 |雑記COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

「話し相手になります」という張り紙


先日、商店街の掲示板を眺めていたら「話し相手になります」という手書きの張り紙があった。内容を読むと、場所は駅前の喫茶店指定で、しかも30分500円の料金が発生するという。
見ず知らずの人と話をしてなおかつ金を払う、というのは俺にとってはとても考えられない事だが、この地域はお年寄りが多いので、寂しい生活を送る独居老人などをターゲットにした商売なのかもしれない。

それにしても30分500円という料金設定は微妙なもので、それだけで商売が成り立つとは思えない。考えられるのは、変な壺や宝石類などを売りつけられる悪徳商法の可能性があること、もしくは本当に良心に基づいた商売だから薄利だということ、この二通りがあるのではなかろうか。

仮に後者だとしても、どこか引っかかる。
話をするだけで気分が楽になったり救われるという事があるのは、俺だって知っているが、それが得体の知れない見ず知らずの相手でしかも有料という場合、その効果を得られるのかはちょっと分からない。

怖いもの見たさで一度挑んでみたいとも思うが、やはり止めとこう。


2016/02/18 06:17 |雑記COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

物干しハンガーを捨てる


無印良品で買った角形のアルミ製物干しハンガーが壊れたので捨てる事にした。今住んでいる区の基準によれば「最大辺がおおむね30cm以上の物」が粗大ゴミになり、捨てるのにやや煩雑な作業が必要となる。たかが物干しハンガーとも思うのだが、一応、律儀にメジャーで長さを測る。結果は、38cmだった。これを「おおむね30cm以上」の範囲外とするにはいささか苦しいところであるのだが、結局は普通の不燃ゴミ置場に捨てた。例えばこれが、40cmだったら粗大ゴミとして捨てていたかもしれない。
いわば俺は「10センチ未満の小さいアナーキスト」だ。

話は変わるが、山崎パンの「スイートブール」はお得感が半端ない、という事をここに記しておこう。

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2016/02/16 06:15 |雑記COMMENT(3)TRACKBACK(0)  

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