FC2ブログ

これで世界はまた一歩ディストピアに近付いたか?


思い出すのは『デッドゾーン』というクローネンバーグの映画。
この世界には正義の超能力者はいなかったのだろうか。
何かが起きて初めて分かるのだろうか。そして、起きてしまえばもう遅いのだろうか。

政治に無関心な俺でさえ、ブログに書いてしまうトランプのパワー。
アメリカという国はよほどエンターテインメントが好きなんだろう。俺もそういうアメリカは嫌いじゃないが、しかし。
大統領がヒラリーだろうが、トランプだろうが、俺の生活にどれだけの影響を及ぼすのか分からない。回り回ってそれで例えば「どん兵衛」の味が変わるのならば、俺に密接した問題でもあるし、そういうことだってきっとあるんだろう。比喩としてのどん兵衛。


話は変わるけれど、前回の日記で書いた『幻獣ムベンベを追え』をようやく読んだ。
なんだか切なくなった。青春があった。

 どうしてこんな簡単なことがわからないのだろうか。私は何とも腹が立ってきた。別に、“人間の幸福”か“世界の真理”とかについて知ろうとしているわけじゃない。彼らが見たものは何だったのか。ただそれが知りたいだけだ。カメならカメでいい、恐竜なら恐竜でいい、水草のかたまりならそれでいいのだ。写真を撮らなくても、証拠をつかまえなくても、それさえわかれば、黙って帰っていいのだ・・・・・・。そういう気持ちになっていた。


上に引用した箇所はこの本をよく表しているひとつかもしれない。
良い文章だと思う。

何はともあれ、トランプは勝利し、ヒラリーは敗北した。それぐらいは分かる。
俺が常に逃走していることも。



スポンサーサイト

2016/11/10 01:58 |雑記COMMENT(4)TRACKBACK(0)  

 | BLOG TOP |